• 本

完璧という領域

出版社名 講談社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-06-512545-8
4-06-512545-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 267P 20cm

商品内容

要旨

Kバレエカンパニー旗揚げ、古典全幕作品上演、バレエスクール主宰、日本発オリジナル作品創造、オーチャードホール芸術監督、そしてさらなる新たな創造。前人未踏の軌跡が今、本人によって明かされる―。

目次

第1章 Kバレエカンパニー始動
第2章 母なる『白鳥の湖』
第3章 ダンサーの身体
第4章 試練のとき
第5章 いにしえとの交感
第6章 舞台の創造
第7章 才能を育てる
第8章 カンパニーとともに
第9章 見えない世界

著者紹介

熊川 哲也 (クマカワ テツヤ)  
Kバレエカンパニー芸術監督。北海道生まれ。10歳よりバレエを始める。1987年、英国ロイヤル・バレエ・スクールに入学。1989年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、同団史上最年少でソリストに昇格。1993年、プリンシパルに任命された。在団中にボリショイ・バレエ団の『ジゼル』をはじめ各国のバレエ団に客演。1996〜98年にはセルフ・プロデュース公演「Made in LONDON」を開催している。1998年に英国ロイヤル・バレエ団を退団し、翌年、Kバレエカンパニーを創立。これまでに、プティ振付『カルメン』、マクミラン振付『三人姉妹』、自身のプロダクション『ジゼル』『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『コッペリア』『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』『海賊』『ロミオとジュリエット』『シンデレラ』『ラ・バヤデール』『カルメン』などを上演。2004年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場にてアシュトン振付『ラプソディ』を踊り、高い評価を受ける。2006年、上海大劇院にて『ドン・キホーテ』を上演・主演。振付作品には、『ベートーヴェン第九』『ウォルフガング』『パッシング・ヴォイス』『シンプル・シンフォニー』などがある。2017年には完全オリジナル作品『クレオパトラ』世界初演の成功をおさめる。2004年、『白鳥の湖』の演出/振付/出演に対し、第3回朝日舞台芸術賞を受賞。2005年、第55回芸術選奨文部科学大臣(舞踊部門)を受賞。2006年、Kバレエカンパニーとして『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』の舞台成果に対し、第5回朝日舞台芸術賞を受賞。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2015年日本におけるバレエ教育や人材育成の大きな功績を残したと評価され、第24回モンブラン国際文化賞を受賞。2018年、『クレオパトラ』の制作・演出に至る長年の功績に対し、第59回毎日芸術賞特別賞を受賞。2013年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)