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宇野昌磨の軌跡 泣き虫だった小学生が世界屈指の表現者になるまで

出版社名 講談社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-06-516101-2
4-06-516101-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 253P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

小学生時代から取材し続けてきたジャーナリストが見た「素顔」。

目次

1 もう、ガッツポーズは出ない(2017年)
2 小学6年生 僕の一番いいところは、あきらめないでがんばれるところ(09‐10シーズン)
3 中学1年生 僕は、負けず嫌い。他の人にじゃなくて、「自分に」負けず嫌い(10‐11シーズン)
4 中学2年生 ここでひとりで滑ってたんじゃないんだ。みんなが見ててくれたんだ!(11‐12シーズン ジュニア1年目)
5 中学3年生 勝つこと以上に大事な目標は、お客さんが見て楽しいスケートをすること(12‐13シーズン ジュニア2年目)
6 高校1年生 辛い時のほうが多い。でも、ちょっとでも楽しい時があれば、続けていける(13‐14シーズン ジュニア3年目)
7 高校2年生 アクセルを降りた瞬間!うれしいというより、信じられなかった(14‐15シーズン ジュニア4年目)
8 高校3年生 4回転フリップが世界初だなんて、知らなかった!(15‐16シーズン シニア1年目)
9 大学1年生 ジャンプ、表現。両方を極めて、完璧な選手になれたらいい(16‐17シーズン シニア2年目)
10 大学2年生 オリンピックも、もっと先の自分への過程(17‐18シーズン シニア3年目)

出版社・メーカーコメント

宇野昌磨を小学生のころから取材し続けてきたジャーナリストが、世界屈指のスケーターへと成長した彼の軌跡を描く。12歳のころから取り続けてきたインタビューをもとに、宇野昌磨本人の言葉やコーチ、スケート仲間など周りの声を丹念に拾い、彼がいかにしてトップスケーターへの道を駆け上がってきたかを紐解く。【2009年からの成長を写真で振り返る口絵16ページ付き】〜「はじめに」より〜宇野昌磨はフィギュアスケートを愛する人々にとって、少し特別な選手だ。それは、フィギュアスケートをただスポーツとしてだけでなく、演劇やバレエ、数多のステージアートと同じように「何か」を求めて楽しむ人々にとって――。(中略)ひたすらな努力で4回転ジャンパーとして開花しても、宇野昌磨は跳ぶことだけでなく、「演じる心」も「見せる気概」もおろそかにしない。どんなに4回転競争が激化しても、彼本来のスケート、思いの伝わる滑りを忘れない。スポーツにしてアート。この複雑な競技を描くために、彼ほど主人公にふさわしい選手はいないだろう。アスリートとしてのストイックな日々、「勝ちたい」という強い意志。パフォーマーとしての高いセンス、豊かな音楽表現。その両立を果たした男が、どのように作られたのか。どのように強くなったのか。そして、どうやって世界の頂点まで勝ち上がっていくのか。彼自身の言葉に耳を傾けてみてほしい。

著者紹介

青嶋 ひろの (アオシマ ヒロノ)  
静岡県浜松市生まれ。2002年よりフィギュアスケートを取材。日本のトップ選手へのインタビュー集『フィギュアスケート日本女子ファンブック』『フィギュアスケート日本男子Fan Book:Cutting Edge』を2014年まで毎年刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)