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数学にとって証明とはなにか ピタゴラスの定理からイプシロン・デルタ論法まで

ブルーバックス B−2107

出版社名 講談社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-06-516852-3
4-06-516852-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

証明とは、だれもが正しいと認める事実から出発して、新しい事実へと論理をつないでいくこと。この営みが古代ギリシアの時代から数学を支えてきた。その基礎となる論理(演繹、帰納、仮説)の構造と技術(数学的帰納法、背理法、…)をおさらいし、初等幾何学から解析学、代数学まで広範にわたる証明の数々を鑑賞する。

目次

第1章 証明とはなんだろうか
第2章 証明のさまざまな技術
第3章 命題と論理記号
第4章 算数の中の証明をもう一度
第5章 証明の花形―初等幾何学の証明
第6章 無限に挑戦する―解析学の証明
第7章 式は語る―代数学の証明

おすすめコメント

数学はなぜそれを必要とし、生み出したのか。知っているようで知らなかった、奥深き知的営み――「証明」の世界へ飛び込もう!

著者紹介

瀬山 士郎 (セヤマ シロウ)  
1946年、群馬県に生まれる。東京教育大学大学院理学研究科修了。2011年、群馬大学教授を定年退職。現在、いち数学愛好家として活動を続けている。専門は位相幾何学(トポロジー)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)