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その愛の程度

講談社文庫 お128−1

出版社名 講談社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-06-517247-6
4-06-517247-0
税込価格 726円
頁数・縦 304P 15cm

商品内容

要旨

ある出来事を機に、血のつながらない小学生の娘や妻との関係が急に冷えこんでしまった豊永守彦。しかたなく家を出るが、変わり者の後輩や喫茶店で働くシングルマザーの何気ない言葉に、娘と妻への本当の気持ちに気づかされていく。いつもあと一歩が踏み出せない守彦の出す答えが心にしみる、新しい家族の物語。

おすすめコメント

ある失態から娘や嫁との関係が急に冷え込んだ守彦。でも家族のあるべき姿って、そもそも愛ってなんだろう。不器用な男が辿る家族小説

著者紹介

小野寺 史宜 (オノデラ フミノリ)  
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。’08年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。『その愛の程度』を一作目とする『近いはずの人』『それ自体が奇跡』の夫婦三部作(講談社)などがある。’19年『ひと』(祥伝社)で本屋大賞2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)