哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論
講談社選書メチエ 713
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-517501-9
(4-06-517501-1) |
税込価格 | 1,925円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
「メディアはメッセージ」「空間と時間の消滅」などの言葉を駆使、文明批評・メディア論で一九六〇年代を席巻したマクルーハン。英文学研究を起点とするその思想が抉り出したものは何だったのか。隠喩が持つ人間的思考の本質から、技術・社会・文化の問題へと探究の幅を広げ、焦点化されてくる「メディア」の偉力。究極のメディアとしての言語は思考を方向づけ、知を整形する。アルファベット・印刷術の発明を契機とする概念、視覚優位の西洋知の特異性を相対化してみせた知者マクルーハンの核心とは? |
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目次 |
第1章 マクルーハン旋風とは何だったのか |
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60年代を席巻した思想家マクルーハン。メタファー研究から人間の根源的思考方法の探究、技術と社会・文化関係へと深まる射程とは?