
江戸の旅日記 「徳川啓蒙期」の博物学者たち
集英社新書 0304
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2005年8月 |
ISBNコード |
978-4-08-720304-2
(4-08-720304-2) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
江戸時代中期、徳川吉宗の時代になって、日本に新しい紀行文学が現れた。あたかも歩調をそろえるように、何人もの書き手たちがそれぞれの好奇心で旅に出て、北海道蝦夷地から九州薩摩までを巡り、それまで意識されることのなかった「日本」を発見した、と言ってもいい。その背景にあったものは、一体何だったのだろうか。文学的な価値は低いと見なされていたその時期の紀行文に記録された、各地の歴史地理、人々の衣食住とこころ―外国人日本文化研究者がそこに新しい光を当てる。 |
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目次 |
第1章 貝原益軒の情報欲 |
おすすめコメント
江戸時代中期、徳川吉宗の時代に新しい紀行文学が現れた。何人もの書き手たちによって「発見された」各地の地理歴史、人々の衣食住・・・その思想的背景とは。日本を新しい目で記録した旅人たちに、外国人研究者がこんな光を当てる!
出版社・メーカーコメント
外国人研究者が新しい光を当てる! 江戸の予見者たち。日本の啓蒙期は明治に始まったのではない。それは江戸時代に現れた一群の紀行文の書き手たちの中に、すでに現れていた! 博物学的視点と行動力を持った人たちの「発見した」日本を外国人研究者が描く。