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狂気の核武装大国アメリカ

集英社新書 0450

出版社名 集英社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-08-720450-6
4-08-720450-2
税込価格 814円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

世界の警察を自認するアメリカは、イラクが大量破壊兵器を保有しているとして「制裁」し、イランや北朝鮮の「核問題」を非難する。しかし、世界でもっとも大量の核兵器を保有しているのは、ほかならぬアメリカである。国家の基幹産業であり、最大の公共事業である軍需産業の権益を維持・拡大するため、絶えず「敵」を捏造し、天文学的な予算をつぎ込んで、大がかりな核軍備態勢を構築しているアメリカ。本書は、圧倒的な調査力をベースに、この危険な大国の実態を、あますところなく暴いていく。

目次

第1章 せっかくのチャンスが…
第2章 核戦争になると?
第3章 狂った世界―死の便利商品で遊ぶ核科学者と国防総省
第4章 死の商人たち
第5章 第二次マンハッタン計画
第6章 スター・ウォーズ―国家ミサイル防衛システム
第7章 宇宙―アメリカ帝国の新領土
第8章 湾岸とコソボの核戦争
第9章 ロッキード・マーチン大統領とスター・ウォーズ政権

出版社・メーカーコメント

“世界で最も危険な国家”の全貌!教育費の7倍、保険医療費の15倍という途方もない金額を国防に費やす、世界最大の軍事国家アメリカ。冷戦後もなお、核武装に狂奔するのはなぜか。圧倒的な調査力で、その実態と背景を明らかに。

著者紹介

カルディコット,ヘレン (カルディコット,ヘレン)   Caldicott,Helen
1938年オーストラリア生まれ。核政策研究所代表。77年に渡米し、ハーバード大学医学部小児科専任講師に就任。80年以降、様々な反核運動に参画する
岡野内 正 (オカノウチ タダシ)  
1958年生まれ。法政大学社会学部教授
ミグリアーチ 慶子 (ミグリアーチ ケイコ)  
1968年生まれ。大阪大学日本語日本文化教育センター勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)