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「助けて」と言える国へ 人と社会をつなぐ

集英社新書 0703

出版社名 集英社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-08-720703-3
4-08-720703-X
税込価格 946円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

ホームレスが路上死し、老人が孤独死し、若者がブラック企業で働かされる日本社会。人々のつながりが失われて無縁社会が広がり、格差が拡大し、非正規雇用が常態化しようとする中で、私たちはどう生きればよいのか?本当の“絆”とは何か?いま最も必要とされている人々の連帯とその倫理について、社会的に発信を続ける茂木健一郎と、長きにわたり困窮者支援を実践している奥田知志が論じる。

目次

対談 真のつながる力とは何か(健全に傷つくことができる社会へ
キリスト教の思想とホームレス支援
生きる意味を問う)
絆は傷を含む―弱さを誇るということ(なぜ支援するのか―人は一人では生きていけない
対抗文化―光は闇の中に、東から
「俺は人間か」
他者からの言葉―「きっと笑える時がくる」
相互多重型支援―笑える牡蛎プロジェクト
人はなぜ絆を必要とするのか―創造論から
人はなぜ絆を必要とするのか―進化論から/絆のモノ化 私とそれ
絆は傷を含む―タイガーマスク現象とは何であったのか
助けてと言うこと―誇り高き人間として生きるために)

出版社・メーカーコメント

無縁社会が広がり、格差が拡大し、非正規雇用が常態化する中で、我々はどう生きればよいのか?今必要な人々の連帯とその倫理について、茂木健一郎と、困窮者支援を実践している奥田知志が論じる。

著者紹介

奥田 知志 (オクダ トモシ)  
1963年滋賀県生まれ。日本バプテスト連盟・東八幡キリスト教会牧師。NPO法人「北九州ホームレス支援機構」理事長。関西学院大学神学部大学院修士課程修了
茂木 健一郎 (モギ ケンイチロウ)  
1962年生まれ。脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)