松本清張「隠蔽と暴露」の作家
集英社新書 0916
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2018年1月 |
ISBNコード |
978-4-08-721016-3
(4-08-721016-2) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
社会全体に陰鬱な雰囲気がひろがりつつあるこの時代に、松本清張が再び求められている。本書は清張の表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどる。そして、清張の作品をとおして、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。戦争、明るい戦後、政界、官界、経済界、社会的弱者、宗教など、清張が精力的に描いたテーマは多くあるが、戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。 |
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目次 |
第1部 松本清張、人と方法(松本清張とは誰か |
出版社・メーカーコメント
清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。