モーツァルトは「アマデウス」ではない
集英社新書 1009
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-08-721109-2
(4-08-721109-6) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 267P 18cm |
商品内容
要旨 |
今日、「アマデウス」と言えば、誰もがモーツァルトを思い浮かべるだろう。しかし当の本人は生前「アマデウス」と呼ばれたことも、名乗ったことも、署名したこともなかった。嘘だと思うなら本書を読んでほしい。彼が生涯使い続けたのは「アマデーオ」(あるいは「アマデ」)。その名はモーツァルトにとって唯一の宝、心の支えだった。では、なぜそれは宝だったのか。そして、そんな最愛の名前を、誰が何のために死後のモーツァルトから引き剥がし、「アマデウス」に改竄してしまったのか。著者は、不遇の天才の苦悩と渇望に寄り添いながらその謎を解き明かし、西洋音楽史の欺瞞にも切り込んでいく。 |
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目次 |
序曲 名前の話 |