ユーコン川を筏で下る
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2016年5月 |
ISBNコード |
978-4-09-366548-3
(4-09-366548-6) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 191P 図版16P 19cm |
商品内容
要旨 |
75歳、イカダの大冒険!自由な生き方を求め世界中の旅人が集う川24日間・700kmの旅。『BE‐PAL』人気紀行連載に大幅加筆。 |
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目次 |
1 レイク・ラバージュ(スプルースの丸太で筏を作った |
出版社・メーカーコメント
《ぼくのカヌー人生の中で、ユーコン川は、すべてを放りだして娑婆と縁を切り、漂流し、自由を謳歌する最大最良の場所である》。1980年代に日清チキンラーメンのCMでカヌーブームを巻き起こした著者が川を旅することになった原点は、1975年『ナショナル・ジオグラフィック』誌に載ったユーコン川イカダ下りの記事だった。ユーコン川は、カナダ北西部からアメリカ・アラスカ州をへてベーリング海へ注ぐ総延長3700キロの大河。75歳を迎えた著者は、2013年8月、仲間とともにイカダを自作し、中流域700キロの川下りに挑戦する。イカダ上でゴールドラッシュ時代の作家ジャック・ロンドンの伝記を読み、焚き火のまわりでは世界各地の旅人たちと語り合う。初カヌーでユーコンを下る日本人美女。20代の姪の娘に語る昔日の逸話。先住民と仲良くなる方法。ユーコン離婚。シングル・マザーの処世術。若い娘の口説き方。8月のオーロラ…。 2000年前から変わらぬ風景と、120年前のゴールドラッシュの記憶。不思議な歴史感覚の中を散歩しながら、さまざまな人生をユーモラスに語る、野田紀行文学の代表作にして、若き日本人への励ましの書。