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大江戸恐龍伝 1

小学館文庫 ゆ2−3

出版社名 小学館
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-09-406229-8
4-09-406229-7
税込価格 737円
頁数・縦 364P 15cm
シリーズ名 大江戸恐龍伝

商品内容

要旨

物語の発端は、明和八年(一七七一)。平賀源内がゑれきてるを世に送り出す五年前のことである。時に源内四十四歳。高松藩を脱藩し自由の身となっていた源内は、大嵐のなか、肥後で巨大な龍骨化石に遭遇。その存在を暴こうと野心に燃える。同じ頃、遠州沖で一隻の船が遭難した。船頭たちは、漂流してやっとたどりついた島で、見たこともない巨大な爬虫類に襲われてしまう―。その後、大坂で円山応挙と共に龍の掌を見に行った源内は、それを祭る寺の法主から、その昔、龍の掌を龍宮から持ち帰ったという男の話を聴くことになる。

出版社・メーカーコメント

龍に導かれた平賀源内の時空を超えた冒険譚物語の発端は、明和八年(1771)。平賀源内がゑれきてるを世に送り出す5年前のことである。時に源内44歳。高松藩を脱藩し自由の身となっていた源内は、大嵐のなか、肥後で巨大な龍骨化石に遭遇。その存在を暴こうと野心に燃える。同じ頃、遠州沖で一隻の船が遭難した。船頭たちは、漂流してやっとたどりついた島で、見たこともない巨大な爬虫類に襲われてしまう――。その後、大坂で円山応挙とともに龍の掌を見に行った源内は、それを祭る寺の法主から、その昔、龍の掌を龍宮から持ち帰ったという男の話を聴くことになる。京で若き日の鬼平・長谷川平蔵や上田秋成にで会い、この頃から、源内は龍に導かれるように、不思議な事件に巻き込まれていくのであった。構想から完結まで20年の超大作。全六巻の一、二を同時刊行。

著者紹介

夢枕 獏 (ユメマクラ バク)  
1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒。1977年作家デビュー。『キマイラ』『サイコダイバー』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』等のシリーズ作品で、人気を博す。『上弦の月を喰べる獅子』(日本SF大賞)、『神々の山嶺』(柴田錬三郎賞)、『大江戸釣客伝』(吉川英治文学賞他)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)