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ウズタマ

小学館文庫 ぬ1−4

出版社名 小学館
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-09-407096-5
4-09-407096-6
税込価格 814円
頁数・縦 341P 15cm

商品内容

要旨

結婚を控えた松宮周作は、ある日、父から周作名義の通帳を渡される。振り込み続けたのが誰かを明かさぬまま、父は脳梗塞で昏睡状態に。通帳の謎に向き合い、自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こった傷害致死事件だった。被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた母。加害者を捜し始めた周作は隠された真実に少しずつ近づいていく。家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす、感涙必至の家族小説。巻末は人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説。読者メーターOF THE YEAR 2018第一位に輝いた傑作が、待望の文庫化。

出版社・メーカーコメント

松宮周作(28歳)は、結婚を前に父親から謎の預金通帳を手渡される。謎を知る父親はその後脳梗塞で倒れ昏睡状態だ。その人物を自力で探すうちに、自分と父親が25年前の傷害致死事件の被害者だとわかるのだが。

著者紹介

額賀 澪 (ヌカガ ミオ)  
1990年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2015年『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞。2016年『タスキメシ』が青少年読書感想文全国コンクール課題図書。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)