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パイプのけむり選集 話

小学館文庫 た11−3

出版社名 小学館
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-09-408622-5
4-09-408622-6
税込価格 681円
頁数・縦 317P 16cm
シリーズ名 パイプのけむり選集

商品内容

要旨

第十九回読売文学賞を受賞した名随筆集の中から厳選して贈る人気シリーズ、第三弾。美しい話、楽しい話、驚く話、そして思わず涙する話が満載。息子が気に入っていた石の中にはなんと一千万年以上も前の貝が…「化石」、ありきたりな挨拶をやめて新しい言葉を考えてみると…「ずどん」、トマトが逃げるという奇妙な話とは…「木質化」、空襲で焼け野原となっても失わなかった未来への希望…「西高東低」、ほか三十五編。

目次

化石
そうすっとお
釣れますか

ずどん
オツキサマチガイマース
ポン
泡風呂
ごっこ
昇天〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

團伊玖磨がアサヒグラフで36年間書き続けてきた名随筆1842本の中から厳選してテーマ別に刊行している『パイプのけむり 選集』シリーズ。  第1巻『食』、第2巻『旅』に続いて第3巻が登場。  今回のテーマは『話』。笑える話、驚きの話、美しい話、思わず涙する話・・・・。座談の名手が贈る多彩な『話』の特集。  戦後の復興を見つめてきた團氏。戦争、災害の理不尽さ、それに立ち向かう力、そして人間の優しさを筆に込めてきた團氏の作品は今こそ読むべき珠玉の作品ばかり。心が辛い時こそ手にとっていただきたい1冊。  ≪本書より≫  息子が気に入っていたものを割ってみると中には・・・『化石』。ありきたりな挨拶をやめて新しい言葉を考えてみた・・・『ずどん』。梅ぼ志飴と猫の関係は・・・『昇天』。八丈島で遭った地震の時に・・・『地震』。  解説は著者の『夕鶴』『花の町』などの作品を歌い続けているオペラ歌手の佐藤しのぶさん。

著者紹介

團 伊玖磨 (ダン イクマ)  
1924年、東京生まれ。作曲家。祖父は男爵・團琢磨氏。名随筆家として知られ、37年間に渡り書き続けられた『パイブのけむり』シリーズは大人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)