鳥籠の寵姫(オダリスク) 虜の皇子は恋をしない
小学館ルルル文庫 ルあ3−11
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2014年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-452286-0
(4-09-452286-7) |
税込価格 | 638円 |
頁数・縦 | 251P 15cm |
商品内容
要旨 |
レヴィーリーンは皇帝の寵姫に仕える奴隷娘。「いつか皇帝に見初められてのし上がり、贅沢三昧の暮らしをしてやる!」と野望に燃えている。だが得意の舞で目立ちすぎてしまい、あえなくクビに!代わりに派遣されたのは「鳥篭」と呼ばれる、皇位につかなかった皇子たちの幽閉所。今は皇帝の異母弟シャルハードがひとりで暮らしている。皇弟は魔神と語り、送り込まれる女官で夜な夜な妖しい「実験」をしていると噂の人物だが…!? |
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出版社・メーカーコメント
皇帝の寵姫になるはずが皇帝の弟と夜伽!? レヴィーリーンはアズーカル帝国の奴隷娘。皇帝の寵姫の女官を務めながら、「いつか見初められてのし上がってやる!」と野望に燃えているガッツあふれる少女。だが皇帝が寵姫の部屋を訪れた際に目立ちすぎてしまい、寵姫にクビにされる。代わりに派遣されたのは「鳥籠」と呼ばれる宮殿の幽閉所。そこは皇位につかなかった皇子たちが幽閉される場所で、彼らは妻子を持てず宮廷で重要な仕事をすることもできず宮殿の外へ出ることもできない。現在は皇帝の異母弟シャルハードがひとりでそこに住んでいた。そんな将来のない者の慰みものにされるなんて…!と嫌がるレヴィーリーンだったが、シャルハードは美青年ながら変わり者のオタクで、研究と発明に没頭して慰めに用意された美人たちに見向きもしない。シャルハードは砂を水に変える実験を繰り返していた。今の水源の水量が数十年のうちに半減すると言われているのだ。シャルハードと皇帝は仲が良く、皇帝は弟の研究を支援していた。シャルハードはレヴィーリーンを皇太后の女官にするよう皇帝に頼んでおいた、と言うが…!?