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レイモン・サヴィニャック自伝

ビジュアル版

出版社名 小学館
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-09-682082-7
4-09-682082-2
税込価格 4,620円
頁数・縦 269P 26cm
シリーズ名 レイモン・サヴィニャック自伝

商品内容

要旨

20世紀を代表するフランス・ポスターデザインの巨匠レイモン・サブィニャック唯一の自伝完全新訳版!代表作および同時代の作家の作品図版約70点を掲載!

目次

図版(レイモン・サヴィニャック
同時代の作家たち)
レイモン・サヴィニャック自伝(幼年時代の記憶の情景
パリに育まれた少年時代
ポスター・デザイナーになりたい
カッサンドルとの出会い
自分だけのスタイルを求めて
モンサヴォンの牡牛から生まれた
ポスター画家はステキな仕事
パリの街歩きの歓び
バルナブースの列車、再び)

出版社・メーカーコメント

仏ポスターデザインの巨匠、唯一の自伝グラフィック・デザイン界に大きな足跡を残した、20世紀を代表するフランス・ポスターデザインの巨匠レイモン・サヴィニャック(1907〜2002)。独特のエスプリ溢れる彼の作品は、日本でも数多くの愛好家を生み、森永ミルクチョコレートや豊島園などのポスターを手掛けています。本書は、サヴィニャックが残した唯一のまとまった著作物である自伝(初版1975年、再版1988年)の完全新訳です。幼い頃のパリの下町での暮らしや、兵役、なかなか芽が出ない解雇と職探しの日々、そして41歳の時に突然、訪れた大成功とその後に続く国際的人気作家としての激動の半生が、作品と同様エスプリ溢れる軽快な筆致によって、古き良きフランス映画のように描き出されます。随所に織り込まれたユニークな創作論も魅力のひとつです。さらに、著作権継承者の協力により、原著にはない代表作および同時代の作品70点余も掲載する「ビジュアル版」となっているとともに、作家の友人にしてサヴィニャック研究の大家・パリ市立ファルネー図書館学芸員ティエリ・ドゥヴァング氏の解説付きです。

著者紹介

ドゥヴァンク,ティエリ (ドゥヴァンク,ティエリ)   Devynck,Thierry
パリ市立フォルネ図書館学芸員。ポスターおよび広告の歴史の専門家。ポスター・広告関連の本、カタログ、エッセイ、記事など多数執筆。イラストレーターの作品回顧展や、あるテーマを題材にした展覧会を数多く企画
谷川 かおる (タニカワ カオル)  
明治大学・駒沢大学講師。東京藝術大学美術学部卒業、東京都立大学仏文科博士課程満期退学、パリ高等研究実践院卒業。専門はヨーロッパ文化史。著書に『キャット・ギャラリー―猫の贈りもの』(小学館 筆名・深大寺かおる)、訳書に『星の王子さま』(ポプラ社)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)