商品内容
要旨 |
なかなか寝付けない、中途覚醒など睡眠に悩みを持つ日本人は2000万人とも推計されており、先進国の中でも最も睡眠時間が少ない。寝不足によって認知症をはじめ、糖尿病やうつ病なども誘発する。睡眠は、心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割もあるから疎かにしてはいけない。本書は数多の睡眠本とは違い、脳研究の第一人者が「脳」という視点からアプローチし、睡眠問題を解決に導く。 |
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目次 |
第1章 寝不足が認知症を引き起こす |
出版社・メーカーコメント
脳の機能を利用して快眠を手に入れよう なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、寝過ぎてしまう・・・・・・など睡眠に何らかの難がある日本人は2000万人を超えるとも言われている。日本人の平均睡眠時間は、それまで睡眠不足大国と言われた韓国をも抜き、世界一短い国民でもある。日本人は眠る時間を削ってまで仕事ができることを美徳とする風潮が一部で残っているが、一晩徹夜すると脳の機能はビール大瓶1本飲んだのと同程度に低下する。徹夜明けに車を運転するなど自殺行為に近いのだ。 寝不足が続くと肥満になりやすく、糖尿病やうつ病、認知症など様々な病気のリスクが格段に高まり、がん患者は病の悪化を招くことが国際会議でも確認されている。眠りたいために寝酒をしたり、睡眠導入剤や睡眠薬を服用している人も多いが、副作用によって、さらに体に負担をかけることにもつながりかねない。 本書は脳研究の第一人者が自ら考案した「脳番地」という概念を元に、脳の機能を利用して快眠を手に入れる術を披露し、不眠に悩む人々の手助けとなる。