• 本

夜のピクニック

新潮文庫 お−48−6

出版社名 新潮社
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-10-123417-5
4-10-123417-5
税込価格 880円
頁数・縦 455P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • みんなで、夜歩く

    みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにどうしてこんなに特別なんだろう。夜を徹して80キロを歩きとおす北高の伝統行事「夜歩祭」。独特の高揚感の中、各々の想いを胸にゴールを目指します。誰もが通過するだろう「青春の時間」がこの本に詰まっています。

    (2009年10月10日)

  • 高校生の友情を描く青春小説 本屋大賞作品が文庫化

    映画化で話題の高校生の友情を描く青春小説 本屋大賞作品が文庫化されました。最後まで、わくわく、どきどき、あーよかった。という作品です。高校生活最大のイベントの2日間の「歩行祭」を描きます。大人が読んでも中高生が読んでも、さわやかな気持ちになれます。登場人物がミンナ良い人なのもいい。 

    (2006年9月29日)

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商品内容

要旨

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

おすすめコメント

【2005年本屋大賞受賞!】ノスタルジーの魔術師が贈る清涼感溢れる名作!高校生活のすべてを凝縮したような一夜に起こるささやかな奇跡!2006年9月、全国松竹・東急系にて映画公開。監督:長澤雅彦、主演:多部未華子、石田卓也  高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

著者紹介

恩田 陸 (オンダ リク)  
1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。’92(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、’06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)