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禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-309-24671-0
4-309-24671-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 190P 20cm

商品内容

要旨

「忌み」は、外からはばかって近づかぬものと、内にあって警戒し忌みでないすべてのものを排除しようとする両方に分かれ、かつ密接にからまりあっている。ここに、穢れと差別の根源がある。微々たる片いなかの事実を集積してその解明の手がかりとする「日本民俗学の前途の光」。全集未収録の、貴重な読み物。

目次

1 忌の状態
2 忌を守る法
3 忌の終り
4 忌の害
5 土地の忌
6 物の忌
7 忌まるる行為
8 忌まるる日時
9 忌まるる方角
10 忌詞

出版社
商品紹介

タブーに関する言葉をジャンル別に網羅し、徹底解説。全集未収録の超貴重な本を、新字新仮名の読みやすい形で復刊。秀逸な日本人論。

著者紹介

柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)  
1875年、兵庫県生まれ。民俗学者。1962年没。旧姓・松岡。短歌、新体詩、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て退官、朝日新聞社に入社。1909年、日本最初の民俗誌『後狩詞記』を発表。翌10年、『遠野物語』刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)