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オーメン 新装版

河出文庫 セ2-1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-309-46269-1
4-309-46269-3
税込価格 733円
頁数・縦 285P 15cm
シリーズ名 オーメン

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 世界に衝撃を与えた映画「オーメン」の脚本家が自らの作品を小説化したものです。

    6月6日の6時に1人の赤ん坊が生まれたことから物語がはじまるのですが、
    特別な数字、子守の怪死、真っ黒な犬、写真の不可解なもや等、今のホラー映画にも多く見られるようなモチーフがてんこ盛りなのです。
    当のデミアン君が直接的に何かしているわけではなく、ただただ周りがじわじわとおかしくなっていく、、、。
    聖書の引用を多く使っているのも印象的。文語はちょっとわかりにくいけど、、。
    父親が真相を探っていく過程は、なんとなくダヴィンチ・コードを思い出したりもしたのでした。

    注目のお値段は666円+税。
    シンプルな装丁もインパクトがあって素敵です。

    (2018年1月22日)

商品内容

要旨

六の月、六の日、六の時刻―待望の初子が死産だったことを妻に告げず、同じ時刻に生を受けたみなしごを養子に迎えた米国大使。その子「デミアン」こそ、黙示録に予言されていた悪魔であった。ホラー映画の金字塔『オーメン』(七六年)の脚本家が自ら執筆したベストセラー小説。

著者紹介

セルツァー,デヴィッド (セルツァー,デヴィッド)   Seltzer,David
1940年、米イリノイ州生まれ。脚本家。手がけた映画作品は『夢のチョコレート工場』『プロフェシー/恐怖の予言』『コーリング』など多数。92年『嵐の中で輝いて』では監督も兼任している
中田 耕治 (ナカダ コウジ)  
1927年、東京生まれ。作家、翻訳家、批評家、演出家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)