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思いやる心は傷つきやすい パンデミックの中の感情労働

出版社名 創元社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-422-32085-4
4-422-32085-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 199P 19cm

商品内容

要旨

新型コロナウイルスが蔓延する状況下で、医療従事者の人々はどのような体験をしているのか。感情労働やトラウマの観点を取り入れながら、この危機とこれからの時代をしなやかに生き延びていくためのヒントを平易な言葉で語り伝える。コロナ禍の医療現場で働く人のメンタルヘルスは、いかにして守れるか?

目次

1 COVID‐19とたたかう現場
2 看護師たちが働き続ける理由
3 医療者を突き動かす共感ストレス
4 トラウマ体験とはどういうものか
5 トラウマと社会
6 子どもの逆境体験とその影響
7 トラウマを生き抜くには

著者紹介

武井 麻子 (タケイ アサコ)  
1976年、東京大学医学系研究科修士課程2年のときから12年間、治療共同体をめざす千葉の民間精神科病院である海上寮療養所に看護師およびソーシャルワーカーとして勤務。その間、英国ケンブリッジのフルボーン病院にて半年間研修。1988年千葉県立衛生短期大学を経て、1990年日本赤十字看護大学に。以来、25年にわたり看護教育に携わる。その後はOffice‐Asakoを立ち上げ、援助職向けに個人とグループのコンサルテーションを行うかたわら、東京都立大学特任教授を兼任した。日本赤十字看護大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)