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グッゲンハイムの謎

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-488-01120-8
4-488-01120-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 265P 20cm

商品内容

要旨

夏休みを迎えた十二歳のテッドは、母と姉といっしょに、グロリアおばさんといとこのサリムが住むニューヨークを訪れた。おばさんはグッゲンハイム美術館の主任学芸員で、休館日に特別に入館させてくれた。ところが改装中の館内を見学していると、突然、何かのきついにおいと白くて濃い煙が。火事だ!テッドたちは、大急ぎで美術館の外に避難した。だが火事は見せかけで、館内の全員が外に出た隙に、カンディンスキーの名画“黒い正方形のなかに”が盗まれていたのだ。しかも、おばさんが犯人だと疑われて逮捕されてしまう。なんとしても絵を取りもどして、おばさんの無実を証明しなければ。「ほかの人とはちがう」不思議な頭脳を持つテッドは、絵の行方と真犯人を探すため謎解きに挑む。『ロンドン・アイの謎』につづく爽快なミステリ長編!

出版社・メーカーコメント

謎解きのおもしろさに夢中になれる『ロンドン・アイの謎』続編!誰が美術館から名画を盗んだのか?12歳の少年テッドの推理が冴える! 12歳のテッドは母と姉と一緒に、叔母のグロリアといとこのサリムが住むニューヨークを訪れた。グロリアはグッゲンハイム美術館の主任学芸員で、休館日に入館させてくれた。改装中の館内にいると、突然煙が。火事だ! だが、何者かが発煙筒をたいて全員を避難させ、二千万ドルの絵を盗んだと判明。しかもグロリアが容疑者にされて……。優秀な頭脳を持つテッドは、真犯人を探すため謎解きに挑む。爽快な『ロンドン・アイの謎』続編!

著者紹介

スティーヴンス,ロビン (スティーヴンス,ロビン)   Stevens,Robin
1988年アメリカ生まれ。3歳からイギリスで育つ。2014年のデビュー作『お嬢さま学校にはふさわしくない死体』が好評を博してシリーズ化された
ダウド,シヴォーン (ダウド,シヴォーン)   Dowd,Siobhan
1960年ロンドン生まれ。2006年、A Swift Pure Cryで作家デビューし、ブランフォード・ボウズ賞とエリーシュ・ディロン賞を受賞した。2007年に『ロンドン・アイの謎』を発表したが、2か月後の8月、乳癌のため47歳で逝去。この作品はビスト最優秀児童図書賞(現・KPMGアイルランド児童図書賞)を受賞した。死後に『ボグ・チャイルド』が発表され、2009年のカーネギー賞を受賞した
越前 敏弥 (エチゼン トシヤ)  
1961年生まれ。東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)