• 本

星読島に星は流れた

ミステリ・フロンティア 86

出版社名 東京創元社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-488-01788-0
4-488-01788-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 329P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 数年に一度、隕石が落下する奇跡の島。誰かが誰かに殺される。

    数年に一度、隕石が落ちる奇跡の島。招待客が滞在中に落下すれば、誰か一人だけがそれを手に入れることができる。そんな謎めいた、ロマンをかきたてるシチュエーションで殺人事件が発生する。

    孤島ものといわれるジャンルの本格ミステリ。限られた人間の中の誰が犯人なのかを読者に問うフーダニット(犯人当て)でもある。ぜひ挑戦していただきたい物語です。ちなみに私は名探偵にはなれませんでした!

    (2015年5月18日)

商品内容

要旨

天文学者サラ・ディライト・ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた。ネット上の天文フォーラムで参加者を募り、招待される客は毎年、ほぼ異なる顔ぶれになるという。それほど天文には興味はないものの、家庭訪問医の加藤盤も参加の申し込みをしたところ、凄まじい倍率をくぐり抜け招待客のひとりとなる。この天体観測の集いへの応募が毎回凄まじい倍率になるのには、ある理由があった。孤島に上陸した招待客たちのあいだに静かな緊張が走るなか、滞在三日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ。犯人は、この六人のなかにいる―。奇蹟の島で起きた殺人事件を、俊英が満を持して描く快作長編推理!

出版社
商品紹介

天文学者に招待され、孤島に集まった6人の男女を襲う殺人事件。ライトノベル・ミステリの旗手が久々に放つ、待望の新作長編。

著者紹介

久住 四季 (クズミ シキ)  
1982年島根県生まれ。2004年、長編『トリックスターズ』を第11回電撃小説大賞に投じ、翌年電撃文庫から刊行されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)