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黄昏のベルリン

創元推理文庫 Mれ1−5

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-488-49815-3
4-488-49815-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

ドイツが東西に分断された冷戦のさなか、日本人画家・青木優二の前に現れたベルリンからの来訪者。エルザと名乗るその女性に、青木は出自の秘密を告げられる。真実を確かめるためヨーロッパへ旅立つ青木。一人の画家の探偵行は、鏤められた物語の断片と繋がり、果てに一枚の騙し絵を浮かびあがらせる。第二次世界大戦と東西冷戦―二つの戦争の背後に仕掛けを凝らした推理長編。

出版社・メーカーコメント

ドイツが東西に分断された冷戦のさなか、画家・青木優二の前に現れたベルリンからの来訪者。エルザと名乗るその女性は、はじめて出会ったはずの青木に、彼も知らない彼自身の秘密を告げる。真実を確かめるためヨーロッパへ旅立つ青木――みずからの秘密をめぐる一人の画家の探偵行は、鏤められた物語の断片と徐々に繋がり、果てに壮大な騙し絵を浮かびあがらせる。第二次世界大戦と東西冷戦――謎解きの名手が二つの戦争の背後に仕掛けを凝らした推理長編。

著者紹介

連城 三紀彦 (レンジョウ ミキヒコ)  
1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒。78年「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞を受賞、79年に初の著書『暗色コメディ』を刊行する。81年「戻り川心中」が第34回日本推理作家協会賞を、84年『恋文』が第91回直木賞を受賞。2013年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)