もっと遠くへ
私の履歴書
出版社名 | 日本経済新聞出版社 |
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出版年月 | 2015年6月 |
ISBNコード |
978-4-532-16968-8
(4-532-16968-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 227,41P 20cm |
商品内容
要旨 |
世界を巻き込み日本球界全体をけん引する野球人としての戦いはまだまだ終わらない。勝負は絶対に勝たねばならない。日本一、世界一、その先へ―新人時代の第1号から前人未踏の868号まで、投手・球場・打球方向別本塁打記録を一挙収録! |
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目次 |
第1章 中国人の父の教えと運命の出会い(中華「五十番」 |
出版社 商品紹介 |
「夏の甲子園」創設100周年の記念式典として予定されている今夏の始球式で、プロ野球選手として初めてマウンドに上がることが大きなニュースとなった王貞治氏。オールドファンは周知の事実ですが、早稲田実業時代は投手として春の選抜では優勝、夏の甲子園では延長戦ノーヒットノーランを達成し注目を集めました。 その後、巨人に入団し、打者に転向、一本足打法で長嶋茂雄氏とともに巨人V9の立役者となり、ハンク・アーロンの持つ本塁打世界記録756号を抜き、前人未踏の868号まで更新。指導者としても巨人とダイエーでセ・パを股にかけたリーグ制覇、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ第1回ワールド・ベースボール・クラシック制覇……そこにあるのは「勝つ」ことに対する飽くなき執念。文章の行間にみなぎる気迫が読む者の胸を打つ好著です。 そして、現在は、福岡ソフトバンクホークスの会長として、また、2020年東京五輪での野球・ソフトボールの復活に向けて、世界を巻き込み奔走する日々。「もっと遠くへ」というタイトルには、さらなる未知のステージを目指す覚悟が感じられます。 本書のもうひとつの目玉は、40ページにわたって巻末に収めた「王貞治・全記録」。新人時代の第1号から868号まで、投手・球場・打球方向別の本塁打記録を一挙収録しています。王氏から最も多く本塁打を浴びた投手はカミソリシュートの平松政次氏(大洋)、以下、星野仙一氏(中日)、外木場義郎氏(広島)、江夏豊氏(阪神、広島)……球史に残る名投手たちとの数々の真剣勝負を思い出す読者も多いでしょう。他の記録も圧巻という言葉しか思いつかない偉大なものばかり。まさに記憶にも記録にも残る不世出の野球人の半生を彩っています。 |
おすすめコメント
「世界の王」の自伝決定版!頑固で不器用な野球人生を支えた、父の「万事控えめに」という教えと、手を抜けない性分。不世出のスーパースターの半生に、敗戦から高度成長を遂げた昭和の日本人のひたむきさがだぶる。