• 本

聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-569-66436-1
4-569-66436-9
税込価格 681円
頁数・縦 251P 15cm

商品内容

要旨

冠位十二階を定め、十七条憲法を制定し、遣隋使を派遣し大陸の先進文化の移入に努めるなど、国づくりに尽力した人。これが、一般的にわれわれが抱く聖徳太子のイメージである。しかし、その一方、各所で聖徳太子が「鬼」として祀られているのも事実である。いったい聖徳太子とは何者だったのか。気鋭の歴史作家がその実像に迫る、古代史ファン垂涎の一冊。

目次

第1章 聖者伝説の裏側(聖徳太子の“気味の悪さ”
聖徳太子=聖者伝説の誕生 ほか)
第2章 鬼としての聖徳太子(思いもよらぬ入鹿神社の聖徳太子
太子を祀る入鹿神社・入鹿を祀る法隆寺 ほか)
第3章 法隆寺に封印された鬼ども(法隆寺に漂う妖気
古代の鬼の二面性 ほか)
第4章 祀られなかった祟る神の謎(聖徳太子は朝敵だった
“法隆寺=鬼の寺説”の欠点 ほか)
第5章 鬼の中宮天皇と法隆寺(『日本書紀』にちりばめられた隠語の数々
“上宮”という隠語の謎 ほか)

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)