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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 読むだけで「会計センス」が身につく本!

PHP文庫 は57−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-569-67633-3
4-569-67633-2
税込価格 990円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

急逝した父親の遺言で、突如、倒産寸前のアパレル会社を継ぐことになった由紀。ところが、経営はずぶの素人。困り果てた由紀は、謎のコンサルタント・安曇に助けを求めた。安曇は「会社を立て直すためには、会計を学ぶことが必要だ」と言い、月1回のレクチャーが始まる。果たして由紀は会社を再建することができるのか…。ストーリー形式で、「使える会計知識」と「経営センス」を楽しく身につけられる一冊。

目次

突然の社長就任
会計はだまし絵、隠し絵だ―会計の本質と損益計算書のしくみ
現金製造機の効率を上げよ―バランスシートを理解する
大トロはなぜ儲からないか?―キャッシュフロー経営とは何か
テストの見直しをしない子は成績が悪い―経営計画と月次決算のPDCAサイクル
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?―利益構造と損益分岐点分析
シャネルはなぜ高い?―見えない現金製造機とコーポレートブランド経営
整形美人にご用心―粉飾決算の見破り方
殺風景な工場ほど儲かっている―原価管理と活動基準原価計算
決断 進むか、退くか―機会損失と意思決定
シャーロック・ホームズの目と行動力を持て!―異常点に着眼し、原因を究明する
会計のトリックに騙されるな!―逆粉飾を見破る

おすすめコメント

急逝した父親の遺言で、倒産寸前のアパレル会社「ハンナ」を継ぐことになった由紀。ところが、経営はずぶの素人。そんななか、メインバンクの支店長は、今後いっさい追加融資には応じないことを通告するとともに、1年以内に借入金を返済することを要求してきた。困り果てた由紀は、同じマンションに住む謎のコンサルト・安曇に助けを求める。安曇は「会社を立て直すためには、会計を学ぶことが必要だ」と言い、こうして月1回のレクチャーが始まった。「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」「大トロはなぜ儲からないのか?」など、安曇の意表をつく質問に最初は戸惑っていた由紀も、次第に「経営に不可欠な会計知識」を身につけていく。そして1年後、ついに運命の日がやってきた。果たして由紀は危機を脱し、ハンナを再建することができたのか……。ストーリーを楽しく読み進めるうちに「使える会計知識」や「経営センス」が自然と身につく、入門書の決定版!シリーズ累計40万部のベストセラー、待望の文庫化!

著者紹介

林 總 (ハヤシ アツム)  
公認会計士、税理士、LEC会計大学院教授(管理会計事例)。1974年、中央大学商学部会計科卒業。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外の企業に対して、ビジネスコンサルティング、ITを活用した管理会計システムの設計導入コンサルティング、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)