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桜ほうさら

出版社名 PHP研究所
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-569-81013-3
4-569-81013-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 605P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 桜ほうさら

    あっぱれのひと言。宮部みゆきの時代小説は間違いなく一級品である。そう誰もが言うであろう。舞台は江戸深川、とくりゃ、この設定だけで、読者は宮部ワールドに引き込まれていってしまう。たっぷりの江戸情緒に人情話をからめ、恋の物語もちょいとばかりまぜこんでくれば、ページをめくる手も止まらない。たっぷりのボリュームもラストを迎えるのが惜しいくらいの気持ちにもなる。宮部作品の真骨頂。そういつもうならせてしまうスゴ腕作家さんである。

    (2013年5月6日)

商品内容

要旨

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。

出版社
商品紹介

父が賄賂を受け取ったと疑いをかけられて自刃。事件の真相究明のため江戸へ出てきた笙之介は……。ミステリアスで温かい青春時代小説。

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960年(昭和35年)、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2007年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)