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二代目 聞き書き中村吉右衛門

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-620-31954-4
4-620-31954-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

名優になるようにと言われ続けた少年期。演劇界を揺るがす事件となった実父、松本白鸚と一門の東宝入り、そして自身で選択した松竹復帰。それ以降の苦闘の日々。魂の実録。波乱の半生。毎日新聞日曜版連載単行本化。

目次

1(誕生
初舞台
名優の死
長兵衛と長松
初代との別れ)
2(立役と女方
新劇とスクリーン
自主公演
萬之助と辰次郎と
東宝入り
進路
恋と苦衷
ばあばあの死)
3(襲名発表
三大女優との共演
心中網天島
熊谷陣屋
木の芽会
東宝離脱
結婚)
4(菊五郎劇団

歌右衛門
弱点
白鸚
こんぴら歌舞伎
実母
長谷川平蔵
海外公演
継承
松貫四
俊寛
四姉妹
秀山祭)

出版社
商品紹介

名役者はいかにして生まれたか。生い立ちの秘話や思春期の葛藤、円熟期に至る芸談まで余すところなく描いた決定版。

おすすめコメント

<宿命というものがあるならば、二代目吉右衛門こそ、それを背負って生きてきた人である──>。いかにして「二代目・中村吉右衛門」は生まれたのか。生い立ちの秘話から思春期の葛藤、吉右衛門襲名後から円熟期に至るまで、「誕生」「初代との別れ」「恋と苦衷」「東宝離脱」「結婚」「四姉妹」「秀山祭」など名役者の生きざまを余すところなく描いた魂の実録。中村吉右衛門自らの手による序文、初舞台から「さよなら歌舞伎座公演」までの詳細な年譜付きで、待望の単行本化!

著者紹介

小玉 祥子 (コダマ ショウコ)  
1960年東京生まれ。毎日新聞社学芸部編集委員。1985年に毎日新聞社に入社し、1996年より学芸部で演劇を担当。2001年度NHK教育テレビ「日本の伝統芸能・歌舞伎鑑賞入門」の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)