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確率論ハンドブック

出版社名 丸善出版
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-621-06517-4
4-621-06517-3
税込価格 8,250円
頁数・縦 579P 25cm

商品内容

要旨

数学者伊藤清(1915‐2008)が生前に全体の構想を練り、主要テーマの選択と執筆責任者を決めた後、その意図をくみ取った編者・執筆者たちが完成させた確率論に関するハンドブック。確率論における基礎的な事項をまとめた第1部と、現在、確率論で研究されている主要テーマを次の15の章にまとめた第2部よりなる。

目次

第1部 確率論の基本事項(確率論の歴史
確率過程に関する基本事項)
第2部 主要テーマ(ブラウン運動
レヴィ過程
ガウス系
マルコフ過程
マルチンゲール
確率微分方程式
マリアバン解析
確率論における極限定理
エルゴード理論
確率論と数理物理
確率論と生物学
確率制御とフィルター
確率論とファイナンス
確率論と数値解析)

著者紹介

伊藤 清 (イトウ キヨシ)  
1915年(大正4年)生まれ。数学者。1938年東京帝国大学卒業後、大蔵省銀行局、内閣統計局、名古屋帝国大学助教授を経て、1952‐1979年京都大学教授。この間、プリンストン高等研究所研究員、スタンフォード大学教授、デンマーク王国オルフス大学教授、コーネル大学教授を歴任。日本学士院賞・恩賜賞、ウルフ賞、京都賞、国際数学連合第1回ガウス賞、文化勲章のほか国内外で数多くの栄誉に輝く。2008年歿
渡辺 信三 (ワタナベ シンゾウ)  
京都大学名誉教授
重川 一郎 (シゲカワ イチロウ)  
京都大学大学院理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)