秘密の戦争 共産主義と東欧の20世紀
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年11月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2770-7
(4-7664-2770-X) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 410,115P 20cm |
商品内容
要旨 |
ある時はモダニズムの画家、ある時はポーランド政府の高官、そしてスパイにして反ボリシェヴィキの闘士でもあったヘンリク・ユゼフスキ―。第一次世界大戦によってヨーロッパの旧秩序が崩壊し、スターリンとヒトラーが台頭する戦間期の東欧は、動乱の時代を迎えた。ポーランドの東方政策の野望、ウクライナの国家建設の欲望、そしてスターリンのソ連、それぞれの思惑が交錯する境界地帯で、民族主義と共産主義に抗いつづけ、ありえたかもしれないソ連なき東欧という理想を追い求めたヘンリク・ユゼフスキの数奇な生涯を通して20世紀東欧史の最深部を描き出すティモシー・スナイダーの出世作。 |
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目次 |
プロローグ 尋問 |
出版社・メーカーコメント
画家であり政治家であったヘンリク・ユゼフスキという魅力的な人物を通して、第一次世界大戦後の秩序崩壊から戦間期のヒトラーとスターリンの台頭、ホロドモールや独ソによるポーランド侵攻、カティンの森事件など様々な思惑が交錯した東欧の20世紀を描き出した労作。