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日本海を望む「倭の国邑」妻木晩田遺跡

シリーズ「遺跡を学ぶ」 111

出版社名 新泉社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-7877-1631-6
4-7877-1631-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

「魏志倭人伝」冒頭の一節「倭人は帯方の東南大海の中にあり、山島によりて国邑(こくゆう=大きな村)をなす」を彷彿とさせる大集落が、鳥取県西部の霊峰・大山のふもとで発見された。弥生時代後期〜終末期に日本海を望む丘に繁栄した「妻木晩田(むきばんだ)」村にせまる。

目次

第1章 よみがえる倭の国邑(日本海を望む弥生の大集落
妻木晩田遺跡の歴史的環境
妻木晩田遺跡の発見
「妻木晩田」村三〇〇年の盛衰)
第2章 集落のはじまり(平野から丘陵へ
集住のはじまり
洞ノ原墳丘墓群と環濠)
第3章 山陰地方最大規模の集落へ(国邑への成長
村の中枢となる居住単位
仙谷墳丘墓群
鉄器の製作と流通)
第4章 「妻木晩田」村の終焉(集落規模の縮小
「妻木晩田」村の中興と松尾頭墳丘墓群
「妻木晩田」村の終焉
古墳時代の幕開け)

著者紹介

浜田 竜彦 (ハマダ タツヒコ)  
1969年、山口県下松市生まれ。関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。鳥取県教育委員会文化財課、鳥取県立むきばんだ史跡公園を経て、現在、鳥取県埋蔵文化財センター係長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)