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古墳時代の南九州の雄 西都原古墳群

シリーズ「遺跡を学ぶ」 121

出版社名 新泉社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-7877-1831-0
4-7877-1831-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

宮崎県中央部に位置する西都原(さいとばる)古墳群には、三〇〇基以上の古墳が存在する。複数の集団がそれぞれ前方後円墳を築造した四世紀代、二基の九州最大の古墳にまとまる五世紀前半、小規模円墳と地下式横穴墓が群集する六世紀代と、台地上に繰り広げられた古墳の展開を明らかにする。

目次

第1章 西都原古墳群とは(「原」に展開する古墳群
全国に先駆けた発掘)
第2章 九州最大の古墳群(著名な古墳群
西都原古墳群の群構成
南九州における首長墓の消長
九州における西都原古墳群の特質)
第3章 首長墓の変遷(並列する複数の首長墓系列
男狭穂塚古墳、女狭穂塚古墳
前方後円墳の縮小
最後の首長墓)
第4章 地下式横穴墓と群集墳(地下式横穴墓の出現
群集墳の展開
横穴墓と地下式横穴墓の融合)
第5章 終焉と律令制への動き(西都原古墳群の終焉と日向国の成立
日向国分寺と国分尼寺
これからの西都原)

著者紹介

東 憲章 (ヒガシ ノリアキ)  
1966年、宮崎県都城市生まれ。筑波大学第一学群人文学類(考古学)卒業。宮崎県立西都原考古博物館学芸普及担当リーダー、主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)