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奴国の王都 須玖遺跡群

シリーズ「遺跡を学ぶ」 163

出版社名 新泉社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-7877-2333-8
4-7877-2333-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

漢の皇帝に「漢委奴国王」の金印を授けられた王が君臨し、邪馬台国とともに『魏志』倭人伝に大国として記された奴国。多くの国が乱立するなか、かの地の人びとはなぜ大国を築けたのか。福岡平野をのぞむ丘陵上に残された王都・須玖遺跡群から、その繁栄の実態と理由をさぐる。

目次

第1章 奴国の王都(奴国と須玖遺跡群
王都・須玖遺跡群)
第2章 須玖岡本王墓と王族墓(王墓の発見
王族墓を掘る
後期の王墓は存在するか)
第3章 奴国の王宮にせまる(王宮はどこに
最有力候補の遺跡)
第4章 弥生時代のテクノポリス(圧倒的規模の青銅器生産
最古級の青銅器生産遺跡
奴国の官営工房
青銅器生産の復元と謎
ガラス玉の生産
鉄器の生産)
第5章 これからの須玖遺跡群

出版社・メーカーコメント

漢の皇帝に「漢委奴国王」の金印を授けられた王が君臨し、邪馬台国とともに『魏志』倭人伝に大国として記された奴国。多くの国が乱立するなか、かの地の人びとはなぜ大国を築けたのか。福岡平野を望む丘陵上に残された王都・須玖遺跡群から、その繁栄の実態と理由をさぐる。

著者紹介

井上 義也 (イノウエ ヨシナリ)  
1973年、福岡県糟屋郡生まれ。別府大学文学部卒業、福岡大学大学院修了。現在、春日市協働推進部文化財課(奴国の丘歴史資料館)勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)