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ミツバチと文明 宗教、芸術から科学、政治まで文化を形づくった偉大な昆虫の物語

出版社名 草思社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7942-2471-2
4-7942-2471-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 220,18P 19cm

商品内容

要旨

その見事に統制された社会性と緻密な巣づくり、そして蜂蜜によって、はるか昔から人類を魅了してきたミツバチ。人類は、ミツバチを養蜂するのみならず、様々な文化において、ミツバチから発想を得たものを多く生み出した。本書は、ミツバチの生態に迫りながら、人類史におけるミツバチの重要性を明らかにする。

目次

1 ミツバチと人類
2 ミツバチ、その驚くべき生態
3 養蜂の人類史
4 政治的イメージの源
5 敬虔と堕落の間
6 ミツバチの経済
7 アートにおけるミツバチ
8 伝承の中のミツバチ
9 歌うミツバチ、刺すミツバチ
10 「悪しきミツバチ」誕生と近現代
11 消えゆくミツバチ

出版社・メーカーコメント

西洋文明においてミツバチが果たしてきた役割を、宗教や政治、また科学や芸術まで幅広い分野にわたって歴史的に辿った作品。ミツバチが持つ社会性や巣作り、そして生み出す蜂蜜などは、古代から人類が影響され恩恵を受けてきたものであり、近代になるにつれてそれがどのように変化してきたのか。人類とミツバチの密接な関係を歴史の奥深くまで探る一冊。

著者紹介

プレストン,クレア (プレストン,クレア)   Preston,Claire
ロンドン大学クイーン・メアリー校のルネサンス文学・英文学の教授
倉橋 俊介 (クラハシ シュンスケ)  
国際基督教大学教養学部人文科学科中退。訳書に『世界の山岳大百科』(共訳、山と渓谷社、2013年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)