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コンコルド狂想曲 米、欧、ソ三つどもえの夢の跡 超音速旅客機に明日はあるか

出版社名 イカロス出版
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-86320-010-4
4-86320-010-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 341P 20cm

商品内容

要旨

今日に至るまで人類はコンコルドに続くSSTを実用化することができないままでいる。そしてあのUS/SST計画が話題をにぎわせた当時のように、いま次世代SSTを真剣に開発しようとしている政府も企業も見当たらない。もう民間航空輸送にSSTは必要無いのだろうか。あの世界を熱く騒がせたSST開発競争時代が遠く過ぎ去ったいま、当時のことをゆっくり考え直してみると、あのコンコルドに先導された1960年代の熱に浮かされたようなSST開発競争がもたらしたものは何だったのだろうか。そして残された教訓とは…。

目次

第1章 コンコルド出現前夜
第2章 欧州のプライドをかけたSST「コンコルド」
第3章 ソ連製SST、Tu‐144とコンコルド就航
第4章 ジャンボジェットかSSTか 出遅れたアメリカ
第5章 パンナムとTWAが後押ししたUS/SST
第6章 ボーイング2707への一本化と航空大国の挫折
第7章 コンコルドの終焉と次世代SSTの可能性

出版社
商品紹介

1960年代、超音速旅客機の開発をめぐり国家間のプライドがぶつかり合った経緯を紐解きつつ、超音速旅客機の将来を予測する。

著者紹介

帆足 孝治 (ホアシ コウジ)  
1938年7月9日東京都生まれ。1959年早稲田大学高等学院から早稲田大学入学、在学中に飛行機研究会を主宰。1966年、同大学院商学研究科修了。同年4月航空新聞社入社、週刊WING編集長、国際部長を経て1980年退社。同年イカロス出版設立に参加、代表取締役社長に就任、1998年から取締役相談役。航空ジャーナリスト協会副会長。航空ジャーナリスト活動は40年を越え、世界的に高い評価を得ている。また、航空機写真・書籍の収集でも著名である
遠藤 欽作 (エンドウ キンサク)  
1932年10月13日岩手県生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業後、1957年に航空新聞社入社、週刊WING編集長、同社専務取締役。航空新聞社では、新しい航空業界紙のビジネスモデルを構築、さらに空のスポーツ雑誌の分野を開拓するなど、企画面で大きな足跡を残した。以降、航空コンサルタントとして活躍。特にビジネス機の普及には力を注ぎ、組織の礎を築いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)