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報恩 外科医五十年

出版社名 三省堂書店/創英社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-87923-053-9
4-87923-053-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 273P 20cm

商品内容

要旨

明治40年、寒村に生まれた幸吉少年(卜部美代志)は、幼くして死別した父の遺志を継がんと、東京帝国大学医学部へと進んだ。家族の愛、篤志家達の輿望を担った外科医幸吉は、やがて天賦の才能を開花させて斯界に名を馳せてゆく。戦前・戦中・戦後の昭和という動乱のもとで幾多の難事に際会した幸吉が、何を思い突き進んできたか。気管内挿管全身麻酔器や人工心肺の作製など、昭和初期の外科臨床の内実をも活写した卜部美代志博士の自伝。

目次

プロローグ 戦陣に咲いた博士論文
第1章 鴻志の羽音
第2章 鉄門に学ぶ
第3章 飛翔のとき
第4章 西洋医学への思い
第5章 米国留学、欧州遍歴
第6章 指導者の扉
第7章 経論
終章 思い出の中で

著者紹介

卜部 元道 (ウラベ モトミチ)  
医学博士。順天堂大学上部消化管外科客員准教授。卜部美代志の長男。1945年埼玉県深谷市生まれ。1970年順天堂大学医学部卒業。順天堂大学第一外科で、村上忠重教授、城所仂教授、榊原宣教授に師事。消化器外科学、消化器腫瘍学を学ぶ。順天堂大学第一外科講師、大学院医学研究科第一外科講師、江東病院副院長、半田外科病院顧問、心臓病センター榊原病院顧問を歴任。日本臨床外科学会特別会員、日本胃癌学会特別会員。日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本大腸肛門病学会、日本乳癌学会、評議員、専門医、指導医などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)