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老後に住める家がない! 明日は我が身の“漂流老人”問題

ポプラ新書 183

出版社名 ポプラ社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-591-16594-2
4-591-16594-9
税込価格 968円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

今すぐ、「住活」を始めなさい!「住活」とは、自分のライフプランに合った「終の棲家」を得ることです。60代以降の自分の収入を確認して、最期まで払っていける家賃に合う住居を決めるのです。そのためには、さまざまな「断捨離」や人間関係の構築が必要になります。つまり、「住活」とは自分の人生に責任を持つということなのです。家主、不動産管理会社も必読!高齢者の賃貸トラブルの実例を挙げ、その実態に迫ります。

目次

序章 資産を持つ元エリートビジネスマンが賃貸に住めなかった理由
第1章 だから借りられない!不動産現場のリアルな実態
第2章 高齢者が賃貸住宅に住めないリアルな実態
第3章 対談1 熊切伸英(ベルデホーム統括部長)―不動産管理会社の現場はどう考えているのか
第4章 お金にまつわる高齢者の賃貸トラブル
第5章 対談2 菅井敏之(元メガバンク支店長)―「一生賃貸」で生きるためのお金の知恵
第6章 今すぐ始めたい、「一生賃貸」のための「住活」

出版社・メーカーコメント

家賃滞納をきっかけに普通の人が転落する実態を描き話題となった『家賃滞納という貧困』。その著者が、新たに投げかける誰もが避けて通れない「家」の問題とは?資産があっても、賃貸に住めない!持ち家でも、一生安泰ではない!今そこにある、「突然ホームレス」の危機を描く!資産があるのに、賃貸住宅を借りられない高齢者が急増しています。また、その一方で持ち家でも、一生安泰とはいかない現実も。2300件もの賃貸トラブルに立ち会い、その切実な現場を見てきた異色の司法書士による第二弾!家主、不動産管理会社も必読!高齢者の賃貸トラブルの実例を挙げ、その実態に迫ります。「今すぐ、住活を始めなさい!」「住活」とは、自分にライフプランに合った「終の棲家」を得ることです。60代以降の自分の収入を確認して、最期まで払っていける家賃に合う住居を決めるのです。そのためには、さまざまな「断捨離」や人間関係の構築が必要になります。つまり、「住活」とは自分の人生に責任を持つということなのです。

著者紹介

太田垣 章子 (オオタガキ アヤコ)  
章司法書士事務所代表、司法書士。30歳で離婚。シングルマザーとして6年にわたる極貧生活を経て、働きながら司法書士試験に合格。登記以外に家主側の訴訟代理人として、延べ2300件以上の家賃滞納者の明け渡し訴訟手続きを受託してきた賃貸トラブル解決のパイオニア的存在。年間60回以上、計700回以上にわたって、家主および不動産管理会社の方向けに「賃貸トラブル対策」に関する講演も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)