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三島由紀夫政治と革命

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-309-03204-7
4-309-03204-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 221P 21cm

商品内容

要旨

2025年、三島由紀夫生誕100年。三島はなぜ自刃したのか―その政治と思想の核心を問い直す。海を二つに割るように、彼は逝った。

目次

エッセイ(古川日出男 海を二つに割るように、彼は逝った
佐藤究 死に向かってビルドアップされてゆく肉体)
対談 三島由紀夫にとって天皇制とは何か―禍々しいアナーキーとしての『文化防衛論』(赤坂憲雄×安藤礼二)
三島由紀夫政治論文選
インタビュー(保阪正康 三島由紀夫の自裁死が問うもの 楯の会事件と日本の近代
中島岳志 なぜ森田必勝なのか―三島由紀夫との距離からみえてくるもの
豊島圭介 いかに三島が死んだのかではなく、いかに三島が生きているのかを撮りたかった)
論考(大澤真幸 海を眺める老人
杉田俊介 三島由紀夫と橋川文三 ほか)
三島由紀夫論集(橋川文三 美の論理と政治の論理―三島由紀夫「文化防衛論」に触れて
吉本隆明 情況への発言 暫定的メモ
加藤周一 三島由紀夫―仮面の戦後派
鶴見俊輔 大衆文化としての天皇制をどう読むか)