泣きたい午後のご褒美
ポプラ文庫 ん1−19
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-591-18558-2
(4-591-18558-3) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 219P 16cm |
商品内容
要旨 |
どんなときでも喫茶店でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる―。アルバイトをはじめた憧れのカフェで。高校時代の親友と訪れたルノアールの貸し会議室で。神保町のレトロ喫茶で。紅茶占いが名物の洋館で。マスターがあらゆる「告白」を受け入れてくれるカウンターで。こちらとあちらの世の中間にある茶屋で。お茶の時間に交錯する人間ドラマを描き出す極上の6篇を収録! |
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出版社・メーカーコメント
どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が、私たちを癒してくれる。いま最注目の作家陣が、お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ、心をやさしく潤す短編集。●作品紹介憧れのカフェでバイトをはじめた僕。店員として足りないものがあるのでは、と悩む僕に先輩は言う。「カフェっていうのはね、恋にあふれたファンタジーワ−ルドなんだよ」−−青山美智子「サロンエプロン」仕事に疲弊する私のもとに届いた、高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。思い出のルノアールで、ウィンナーコーヒーを飲みながら作るのは、大谷翔平の人生設計ばりのプランニングシート?−−朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」神保町のレトロ喫茶に迷い込んだ女子高生の千紗。ケチャップ色のナポリタンに、こだわりのコーヒーを供してくれるそこは、まさに夢のワンダーランド!−−竹岡葉月「不純喫茶まあぶる」昭和初期に建てられた洋館で週末の夜だけイブニング・ティーが楽しめる「ミント邸」。名物は極上のホットケーキとマダムが提供する紅茶占いで……。−−斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」気になる同級生の秘密を偶然知ってしまった高校生の映史は、マスターがあらゆる「告白」をただ受け入れてくれる喫茶店「キルシェ」のカウンターに座るが……。−−織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」こちらとあちらの「中間生」にあるナカマ茶屋。ヒミコさんたちが最後に食べたいものを提供しながら、わたしはツレを待っているのです。−−小川糸「浮島 イルフロッタント」