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悪魔公女 2

Kラノベブックス

出版社名 講談社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-06-530734-2
4-06-530734-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 291P 19cm
シリーズ名 悪魔公女

商品内容

要旨

「その絶望を“悪魔”に捧げよ」などと前世で言う厨二病的見得を切って、ベッドで黒歴史に身もだえした私、ユールシアも五歳になります。なんと誕生日は王城と王宮で祝うことになったのですが、そのパーティーでついに会ってしまいました。私が美味しく頂いたアルベティーヌ様の娘である“お姉様たち”に。いきなり真っ赤な果実酒を私にぶちまけてくる悪意に、嬉しすぎて顔が引きつりそう。そして、私に四人の従者が与えられました。まったくやる気の欠片もない怠惰で身勝手で貪欲な人材ばかりです。悪魔である私にとって、なかなかに楽しい日常になりそうですね。

出版社・メーカーコメント

――光溢れる世界の夢を見る。家族。学校。友達。電車。バス。映画。本。『私』は光の世界で成長し……最後に白い部屋の中で、闇に包まれた。夢から覚めると、魔界と呼ばれる世界で小さな一体の悪魔になっていた。「――帰りたい――」『私』の心に広がるのは、夢で見た光の世界への憧れ。そしてある日、目の前に現れた『召喚門』に飛び込む。再び『私』が目を覚ますと、人間の赤ん坊として生まれていた。そこは神聖王国。「帰りたい」と願った世界とは異なる人間の世界。悪魔でありながら、赤ん坊の力しかない『私』は恐怖する。自分が悪魔だということは隠し通さなければ――……。さあ、愛しき人間たちよ。その絶望を“悪魔《わたし》”に捧げよ。などと前世で言う厨二病的見得を切って、ベッドで黒歴史に身もだえした私、ユールシアも五歳になります。そうしたら、国王陛下であるお祖父様の一声でなんと誕生日は王城と王宮で行うことに。王位継承権を持つとは言え、私は大公家の娘なのにいいんでしょうか?でも、そのパーティーでついに会ってしましました。私が美味しく頂いたアルベティーヌ様の娘である“お姉様たち”に。いきなり真っ赤な果実酒を私にぶちまけてくる悪意に、嬉しすぎて顔が引きつりそう。そして、私に四人の従者が与えられました。まったくやる気の欠片もない怠惰で身勝手で貪欲な人材ばかりです。お父様の人選は素敵ですね。最後に、『月夜の茶会』を主催する『白銀の姫』。血の匂いがする彼女の招待に応じるのも面白そう。悪魔である私にとって、五歳の日常はなかなかに楽しいものになりそうですね。

著者紹介

春の日 びより (ハルノヒ ビヨリ)  
ラノベ作家。「乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル」(TOブックス)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)