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論争・英語が公用語になる日

中公新書ラクレ 32

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-12-150032-8
4-12-150032-6
税込価格 880円
頁数・縦 351P 18cm

商品内容

要旨

日本の将来への危機意識を背景に英語を日本の第二公用語にするという提案がわき起こった。論争を仕掛けた「21世紀懇」への賛否と共に代表的な主張を一冊に収録。資料、ブックガイドつき。

目次

1 英語を公用語に(英語がニッポンを救う
グローバル・リテラシーの確立/国際対話能力(グローバル・リテラシー)のために ほか)
2 反対の論点(「英語公用語化」から「日本語」を守るのはいわば「国防」問題である
英語第二公用語化「三つの落とし穴」が待っている ほか)
3 さまざまな視点(公用語化の必要経費
国連公用語と日本語 ほか)
4 解説と資料(解説―英語公用語化論争
ホイットニー宛書翰/『日本の教育』序文 ほか)

出版社
商品紹介

残虐なテロ集団センデロルミノソ、MRTAといかに闘い制圧したかを詳細につづった迫真のドキュメント。

おすすめコメント

国際化とナショナリズムの交錯。もっとも刺激的な文化論争の全貌。日本語がダメだというのではなく、日本語も英語もという新しい議論が展開されている。

著者紹介

鈴木 義里 (スズキ ヨシサト)  
1953年東京都生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士。専攻は言語情報科学・社会言語学・言語政策。国家と言語、公用語、多言語社会などの問題をインドと日本を主たるフィールドとして研究を続ける。高等学校「国語」の教科書の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)