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東京大地震は必ず起きる

文春新書 280

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-16-660280-3
4-16-660280-2
税込価格 748円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

日本の都市は水道・都市ガス技術は世界一流だが、停電が続けば配水池が空になり、ガス管は軒先の地下に埋められていて危険きわまりない。本書はやがて東京を襲う大地震の状況を想定し、阪神・淡路大震災などの被害例に学びつつ対応策を明快に示す。首相官邸の危機管理機能や病院の救急医療体制、電気・ガス・水道などのライフラインをめぐる対策や本造家屋の耐震補強、地震保険の仕組みから企業の防災システムなど、あらゆるポイントを網羅して、緊急時の心得を平易に説いた本書は、東京や首都圏、全国の都市に住む人には不可欠な都市防災の教科書である。

目次

第1章 地震による都市災害
第2章 阪神・淡路大震災は何を教えたか
第3章 東京の震災想定
第4章 都市とライフライン
第5章 地震が起きる前に
第6章 地震が起きてしまったら
第7章 これからの都市防災

著者紹介

片山 恒雄 (カタヤマ ツネオ)  
1939年東京生まれ。東京大学工学部卒。同大学院修士課程修了。ニューサウスウェールズ大学大学院土木工学科博士課程修了。東京大学生産技術研究所教授を経て、96年より防災科学技術研究所所長を務め、現在は理事長。専門は耐震防災工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)