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くまのプーさん英国文学の想像力

光文社新書 074

出版社名 光文社
出版年月 2002年11月
ISBNコード 978-4-334-03174-9
4-334-03174-9
税込価格 814円
頁数・縦 278P 18cm

商品内容

要旨

二〇〇二年キャラクター人気ランキング第一位!日本中にあふれる、プーさんグッズの数々。いまなぜ、プーさんは男女を問わず、人々の心をとらえるのか?その疑問を解くため、筆者は、物語が誕生した一九二〇年代のイギリスにたちもどり、プーさんが生まれた時代背景と、作者であるひとりの父親と息子のストーリーをひもといていく。実在の森と田園を舞台に、作者ミルンは類いまれな想像力とユーモアを駆使して物語を紡いでいった。キャラクター人気のかげで、今まであまり顧みられることのなかった多彩な原作の文学世界を正面から論じた一冊。

目次

序章 ちっぽけな脳みそのくま
1 くまと物語
2 作者ミルンの生い立ち
3 プーさん誕生前夜
4 『くまのプーさん』の世界
5 『さあぼくたちは六歳』
6 『プー横丁にたった家』
7 物語がのこした光と影

著者紹介

安達 まみ (アダチ マミ)  
1956年生まれ。聖心女子大学文学部助教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)