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100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め!

祥伝社新書 640

出版社名 祥伝社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-396-11640-8
4-396-11640-3
税込価格 946円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

世をはかなんだ老人が書いた退屈な古典―。『徒然草』をそんな風に思っていないだろうか?それは大間違いだ。作者の兼好法師は「腐った世の中と戦え」と叫んでいる。兼好は言う。「世論に流されるな!」「高を括るな!」「知ったような顔をするな!」「不安に支配されるな!」「常識を疑え!」と。いくら知識があっても過ちを犯すのは今も昔も同じ。そこで重要なのが「見識」だ。『徒然草』には兼好法師の見識力の高さが至るところに見られる。急速にデジタル化が進む現在、人間関係も言論でも本質が見えにくくなった。そんな時代だからこそ、改めて『徒然草』から学びたい。

目次

第1章 わたしたちを苦しめる「欲望」について
第2章 愚か者による政治について
第3章 神仏と無常について
第4章 避けることができない死について
第5章 生活の知恵について
第6章 知性とは何か?
第7章 よい趣味と悪い趣味
第8章 人付き合いと会話の心得

著者紹介

適菜 収 (テキナ オサム)  
1975年、山梨県生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)