ニッポンを蝕む全体主義
祥伝社新書 656
出版社名 | 祥伝社 |
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出版年月 | 2022年5月 |
ISBNコード |
978-4-396-11656-9
(4-396-11656-X) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 195P 18cm |
商品内容
要旨 |
近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本には、全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。我々に残された対抗手段はあるのか?ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。 |
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目次 |
第1章 大衆が「指導者」を生み出す |