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メカ屋のための脳科学入門 脳をリバースエンジニアリングする

出版社名 日刊工業新聞社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-526-07536-0
4-526-07536-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 206P 21cm
シリーズ名 メカ屋のための脳科学入門

商品内容

目次

第1編 イントロダクション―エンジニアのための脳科学とは?(脳の構造から機能を探る
ハードウェアとしての耳―耳の構造と人工内耳の発明
脳の予測機能―22個の電極が3万本の聴神経を代替できる理由)
第2編 神経細胞編(神経細胞とネットワーク―なぜ脳には“シワ”があるのか
神経信号の正体―神経細胞が電気で情報を伝える仕組み
神経細胞の情報処理メカニズムと神経インターフェイス―人間に五感をもたらす仕組み)
第3編 運動編(筋肉と骨格―生物の運動をつくり出す機構と制御
筋肉の制御回路―運動ニューロンによる身体の動作制御
脊髄―運動パターン生成器
大脳皮質のうんづ関連領野―階層的な運動制御
小脳―フィードバック誤差学習による身体モデル構築)
第4編 知覚編(おばあさん細胞仮説―脳の階層性がもたらす“概念”の形成
神経細胞の情報処理メカニズムと分散表現―神経細胞のチームプレーを可能にする脳内クロック
機能マップと神経ダーウィニズム―脳による学習のメカニズム
脳の省エネ戦略―自己組織化マップと深層学習による効率的な情報表現
脳をリバース・エンジニアリングしてみよう―脳の仕組みを、機能に結びつける)
第5編 芸術編(脳と芸術―脳は分布に反応する
好き嫌いの法則性―ヒトの“好み”に作用する進化の淘汰圧とドーパミン報酬信号
芸術の法則性と芸術家の芸風―芸術のエッセンスは脳への訴求力)

著者紹介

高橋 宏知 (タカハシ ヒロカズ)  
1975年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター講師(大学院情報理工学系研究科知能機械情報学兼担)。1998年、東京大学工学部産業機械工学科卒業。2003年、同大学院工学系研究科産業機械工学専攻修了。博士(工学)。2008年、科学技術振興機構さきがけ研究者。機械系学科に所属しながら、脳のメカニズムを実験的に探求。専門は神経工学と聴覚生理学。現在の興味は、知能や意識の創発メカニズム。日本生体医工学会、電気学会、北米神経科学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)