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超薬アスピリン スーパードラッグへの道

平凡社新書 107

出版社名 平凡社
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-582-85107-6
4-582-85107-X
税込価格 814円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

アスピリンがドイツで開発されて百余年、消炎・鎮痛・解熱剤として世界中で愛用されてきたこの錠剤が心臓病や脳卒中、大腸がんに効くことがわかったのは一九七〇年代のこと、さらに近年になってアルツハイマー病や骨粗鬆症、糖尿病、妊娠中毒など多様な病気への効果が認められようとしている。その“超薬”にいたるまでの軌跡と薬効の仕組みを知り、超薬をはばんできた日本の医療行政の問題点をさぐる。

目次

第1章 遅すぎた抗血小板薬承認
第2章 一〇〇年をふみこえて
第3章 がん予防にむかって
第4章 アルツハイマー病にも使えるか
第5章 副作用への対応
第6章 超薬をはばむもの

出版社
商品紹介

解熱剤アスピリンはさまざまな病気に効く“超薬”だった。その軌跡と医療現場での現状と未来をさぐる。

著者紹介

平沢 正夫 (ヒラサワ マサオ)  
1929年京都府生まれ。京都大学文学部卒業。医学、薬学、環境、マスコミ、英語問題など多様なテーマを扱うフリーランス・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)