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蜘蛛

ものと人間の文化史 107

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-588-21071-6
4-588-21071-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 312P 20cm

商品内容

要旨

土蜘蛛やクモ合戦で知られるクモと人間との長いかかわりの歴史をその深層に遡って追究した異色のクモ文化論。全国各地のクモにまつわる民俗と伝説、民話、俗信、方言を集成するとともに、クモの知られざる生態を探り、その魅力を語る。

目次

1 蜘蛛合戦の民俗誌(八本脚の虫
クモはお好きですか
クモは美しい
横浜のホンチ遊び―ババを飼う
ハエトリグモの決闘―ホンチの醍醐味 ほか)
2 土蜘蛛文化論(クモという言葉
諸橋『大漢和』に蜘蛛を覗く
銅鐸のクモ―弥生時代のクモと祈り
土蜘蛛論
『今昔物語集』・『古今著聞集』のクモ ほか)

出版社・メーカーコメント

「土蜘蛛」の呼称で畏怖される一方「クモ合戦」など子供の遊びとしても親しまれてきたクモと人間との長い交渉の歴史をその深層に溯って追究した異色のクモ文化論。

著者紹介

斎藤 慎一郎 (サイトウ シンイチロウ)  
著述家。1940年横浜生まれ。東京教育大学卒(芸術学)。日本蜘蛛学会、東京/中部/三重蜘蛛談話会、山村民俗の会、福井昆虫研究会、中池見湿地トラスト、国際泥炭学会、IMCG(国際湿原保護グループ)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)