法と正義のイコノロジー
Keio UP選書
出版社名 | 慶応義塾大学出版会 |
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出版年月 | 1997年5月 |
ISBNコード |
978-4-7664-0656-6
(4-7664-0656-7) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 317P 19cm |
商品内容
要旨 |
一見われわれの日常と関わりが薄く、近寄り難いイメージの「法と正義」。しかし、素晴らしい絵画を通してアプローチすれば、愉しく、身近なものになってくる。聖母のような正義の女神はなぜ目隠しをしたのか、ゴヤ、クリムトが時代の中で考えた正義とは。バリ島のビーマの大冒険譚。江戸庶民が鯰に託した正義の意味。最高裁に象徴される現代日本人の法意識…。本書は、古今東西の豊富な絵画を用い、法と正義の概念をイコノロジー(図像解釈学)の手法で平易に説いた、斬新な法文化論である。 |
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目次 |
第1章 中世イタリア都市社会における「正義」のイメージ |